理事長ご挨拶

理事長就任のご挨拶

日本安全教育学会 会員の皆様

平素は、日本安全教育学会の活動にご理解、ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
まず、去る3月11日に発生しました東日本大震災によって亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、地震津波はもちろん、原発の事故によって被災された方々とそのご家族皆さまにお見舞い申し上げます。被災されました地域の一日も早い復興をお祈り致しております。さて、私ことこのたび日本安全教育学会の理事長に選出され、本学会の運営について重責を担わせていただくこととなりました。理事長就任にあたりまして、会員の皆様に、ご挨拶を申し上げます。日本安全教育学会は平成11年に、初代学会長吉田瑩一郎先生を中心に設立されました。以降、新たな研究や実践の発表の場として、また研究者および実践者の交流の場として数々の成果をあげてまいりました。平成20年からは戸田芳雄前理事長の下、組織力が強化され、年次学会はもとより研究集会やフォーラムの充実が図られました。

このように本学会は社会からの期待に沿うべく、安全教育学の構築と実践を推進してまいりましたが、今後は東日本大震災によってもたらされた様々な課題を解決していくことも、本学会の社会的責務と考えております。新理事会では学術担当常任理事を中心に、東日本大震災へ積極的な対策を進めてまいります。さらに現在、学会誌である安全教育学研究には毎年着実に研究論文が投稿されていますが、近い将来、年複数回の発刊が可能となるように努力をつづけてまいります。そのためには会員数の拡大と、学会組織の強化が不可欠です。会員皆様のご協力を得ながら、現在会員数の少ない地域での学会活動の展開、安全教育関連団体・学会との協力・連携、若手研究者への支援等を進めていく所存です。

安全は私たちの生活における最も重要な基盤であり、また権利でもあります。しかし自然災害、犯罪被害、交通事故、その他日常生活での事故災害など、多くの課題が山積しております。その中で本学会が果たすべき役割は極めて重大であると考えます。本学会はまだ発展の途上にあります。今後、新理事の方々と共に精一杯学会の発展のために尽くしていく所存です。会員皆様の今後とも変わらぬご助力、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもちまして理事長就任のご挨拶とさせていただきます。

平成23年6月5日
日本安全教育学会理事長 渡邉正樹